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性病の予防の基本はコンドーム!他に注意するべきことは?

性病は一義的には性行為が感染のリスクとして最大の要因になるので、感染予防のリスクを回避するにはコンドームを利用することです。コンドームの利用は従来から性病の基本と認識されてきましたが、そもそもどこに理由があるのでしょうか。まず精液に感染源となる病原体が多数含まれている状況が想定されます。具体的にはエイズの原因となるHIVウイルスを指摘することができます。HIVウイルスは唾液の接触程度では感染するリスクは無視してよい程度とされていますが、血液や精液などからは豊富に検出されています。つまりコンドームを利用することで、精液がパートナーの体内に移行することを防止することが出来ると評価できるわけです。逆に装着しない場合には、相手方にリスクを与えるばかりでなく自分にとっても感染の危険を飛躍的にあげる点も無視することは出来ないでしょう。なぜならペニスの亀頭やその周辺は繊細な部分なので目に見えない微細な傷ができていることが珍しくありません。そういった微細なキズから病原体が侵入する可能性は大いにあります。パートナーが性病に罹患している場合には、コンドームは自衛策にもなるわけです。

また不特定多数を相手に性行為を持つ機会が多い生活をしている状況もハイリスクなライフスタイルといえます。不特定多数の相手と性行為を持つと、性行為の回数も自然と増えて性病キャリアに遭遇する可能性が高くなるからです。だからと言って禁欲生活が必須というわけでもありません。禁欲生活を送りたくないなら、性行為の回数が多いことのリスクヘッジとして、避妊具を利用することは常識と認識するべきです。

ところで性行為は狭義のものに限定されるわけではなく、オーラルセックスも危険性を秘めています。口腔内部も性器と同じ粘膜で覆われています。仮にパートナーの性器なり口腔内部になり性病の原因菌が生息していれば、オーラルセックスによっても感染するリスクは、通常の性行為と同程度に存在しているのでコンドームの利用は念頭に置くべきでしょう。

またHIVなどではとりわけ男性の同性間の性行為は、相対的に感染者では多数派になっています。異性間でもHIVのリスクは同じですが、最近では男性同性愛者間での感染者の急増が明らかになっているので、やはりコンドームの予防が推奨されるところです。性病は予防接種もありません。予防接種を開発したとしても、何回感染しても免疫を獲得できないからです。したがって今後もコンドームが性病の感染予防の基本であることに変わりはありません。